wannabeをもう少し便利にする改造方法を紹介.reseditの使い方や16進数の知識の無いヒトお断り.「自己責任で」とか「バックアップを取って」とか当たり前の事は言わないぞ.
改造としては在り来たりなショートカット変更.知っているヒトは言われ無くったってやるだろうけど.
お勧めは,command-SをSave As...からSave Source As...に変えることかな.よく使う検索エンジンや2ndブラウザに割り当てるのも良し(下図参照).
Browser Lab for the Macで配布されるパッチにはOsakaフォントに対応させた初期設定ファイルが付属しているけど,これに手を加えることで任意のフォントで表示ができるぞ.フォントサイズ も変更可能だし.
多分,アプリの方のPREFリソースをいじっても同じなんだろうけど,安全性を取ってこちらを.
一気に上級編,新たに自分の好きなサーチエンジンをSearchメニューに追加する方法について.これには検索エンジンのhtmlファイルを解析するスキルも必要なんだな.
ResEditで変更すべきリソースはみっつ.ちなみに,[Resourse]等の表記は,ResEditのメニューコマンドを指す.
このようにして新たに作った"STR#"リソースを開く.このうち,以下の番号のもの変更する.
第1項 (Window Name) : Search Windowのタイトル名.テキトーに変えて良い.
第2項 (actino URL) : フォームの送信先アドレス.
第3項 (Form method) : データ送信方法.getにしか対応していないので,"get"と設定.
第5項 (string of hidden data values) : 隠れコントロールの値.
第6項 (number of input fields) : 入力フィールドの数."1"のみ.
第7項 (first input field's label) : Search Windowで表示されるテキストラベル.任意の文字列に変更可.WannaBe標準は"Enter Search Query:".
第8項 (first input field's type) : 入力コントロールのタイプ.通常"text".
第9項 (first input field's name) : 入力コントロールの名前.
第10項 (first input field's initial value) : 入力フィールドの初期値.空欄に変更.
第4,11,12項は,"reserved"のまま.
うち第2,5,9項は,サーチエンジンのhtmlソースを参考に値を入力する.例えば,gooのboolian検索に対応したものでは,第2項"http://www.goo.ne.jp/default.asp",第5項"WTS=ntt&DE=0&SM=B&DC=75&_v=2&top_ver=expert",第9項"MT"となる.(変更例)
でも,最近のバージョンでは,Searchメニューは無くなって,モジュール(プラグイン)形式になったみたいよ.
おわり